日系ブラジル人の皆さん、頑張ろう! ラジオ講座で日本語学んで

source: 中日新聞
 
豊橋市国際交流協会は4日から、市内に住む日系ブラジル人らを対象にインターネットラジオの日本語講座「Vamos・ganbatear!(バモス・ガンバチアール=頑張りましょう)」の放送を始める。担当者は「滞日年数が長くても日本語を話せない人は多い。講座で学び、1言、2言でも話せるようになれば日本人住民との摩擦も減るはず」と期待している。

 

 「ボア・ノイチ!(こんばんは)」。6月19日、同市中岩田のNPO法人豊橋ブラジル協会が運営するネットラジオ局「ラジオニッケイ」で「あいさつ」をテーマに第1回の番組が収録された。

 同協会職員で日本語教師の鈴木かおるさん(34)が「おはよう」「どういたしまして」など10種類のあいさつを日本語で発音した後、同局パーソナリティーの星野シルビオさん(30)が中心となってポルトガル語で使い方を説明。特に、ポルトガル語になくブラジルの習慣にも無い「いただきます」「ごちそうさまです」は「料理をしてくれたり、野菜を育ててくれたりした人たちに感謝を込めて、食事の前後に言います」と丁寧に教えた。質問も随時ネットで受け付け、次回の収録で答えることで学習をサポートする工夫をした。

 講座は市国際交流協会が多文化共生推進事業の一環として、豊橋ブラジル協会に提案。12月26日までの毎週日曜午後7時から15分間放送する。事業費は全22回分で90万円。

 今後は、自己紹介や場所を尋ねる方法などをテーマに放送する。テキストは、ラジオニッケイ=http://www.radionikkey.jp=で無料ダウンロードできる。

 (世古紘子)

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